スマートメディカル ニュースリリース SMARTMEDICAL NEWS

2016.10.6

Empathを利用した共同研究によって、声によるうつ病診断精度の向上が確認されました。

スマートメディカルが技術提供した共同研究「音声感情認識技術にアンサンブル型機械学習モデルを応用したうつ病スクリーニング機能に関する精度の検証」(一般社団法人こころの未来・インスティテュート、應義塾大学医学部精神神経科学教室、独立行政法人経済産業研究所、統計数理研究所リスク解析戦略研究センター)によって、音声データによるうつ病診断の有効性が確認されました。

 

本研究は、被験者の性別や年齢等の属性データのほか、スマートメディカル開発の音声感情解析技術Empathを利用して収集した音声データをもとに、うつ病状態の有無をどれだけ正確に診断できるかを検証するというものです。

 

ネットによるオンライン調査で、約2,000名の被験者に2カ月おきの3時点において声を吹き込んでもらい、音声データを記録。

同時に、うつ病のスクリーニングに使われる質問票(PHQ-9*)の回答からうつ病状態の有無に関するデータを取得し、機械学習モデルを応用して検証を行った結果、音声データを含まない属性だけによる診断精度が中程度だったのに対して、音声データを取り入れた場合では、より高精度のうつ病診断が可能になると判断されました。

 

今回の研究成果は、効率的で信頼性の高いうつ病診断方法の確立への可能性を示しています。声によるうつ病診断が実用化すれば、診断コストの削減や、患者への迅速な対応かつ的確な治療が可能となり、臨床的・社会的な恩恵がもたらされることが期待できます。

今後は、一定の時間経過後の対象者におけるうつ病状態の診断、および過去の声から未来のうつ病状態予測をめざして、さらなる技術向上をすすめる予定です。

なお、本研究の詳細については、下記のURLをご覧ください。

 

ニュースリリース:https://www.atpress.ne.jp/news/112952

独立行政法人経済産業研究所HP:http://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/16j054.html

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